ここ京都の地でも、先日梅雨明け宣言が
なされ、この夏もいよいよ本番を迎えます^^
同時に、毎年京都の地に夏を告げる「祇園祭」が
いよいよ山場を迎えています☆
祇園祭を訪れ体験された事はございますか?^^
このお祭は、7月のひと月を通して様々な行事と
神事を経て執り行われます☆
祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)とも呼ばれる
このお祭りは、八坂神社の祭礼として千年以上の
歴史を持ちます☆☆
その起源は、869年(貞観11年)にまで遡ります☆
当時、災害や疫病の流行は怨霊や疫神の祟りである
と考えてこの「疫病退散の神事」が行われた事が
始まりです☆☆
これまでの間にも、応仁の乱で33年間も中断したり
戦乱の為に中断や大火に見舞われたりして来た事も
あったそうですが、それでもなお京都の歴史を今に
紡いで来ました^^
先日の前祭も台風接近の影響で、一時は開催も危ぶ
まれましたが無事に実施され、これまでほとんど中止
になった事がなく、京都の歴史が確実に紡がれている
事が感じられます☆
祇園祭のシンボルといえば「山鉾巡行」^^
この山鉾は、各山鉾町の保存会が維持管理・保存を
していて、古今東西の装飾品で飾られて「動く美術館」
とも称されるほどです☆^^
この山鉾が、町を7月17日と24日に巡行をするのは
八坂神社の神様を町に迎えいれるため、町の邪気を
集め清める役割を担っているからです☆
つまり山鉾は疫神を鎮める依り代なのですね^^
山鉾は、伝統的な技法「山鉾建て」で組み立てられ
ています☆
釘を使わず縄だけで部材を固定する「縄がらみ」の
技法で建てられるのです☆
大きなものでは、高さ20メートル・重さ10トンを
超える鉾があると言いますので、それが1本の釘も
使われずに建てられると考えるとすごい事ですね!
17日に前祭の宵山を終え、23日には「琵琶演奏の
奉納」や24日は10基の山鉾が巡行する「後祭」も
あり、この日には昨年より完全復興した「大船鉾」を
見る事が出来ます☆^^
その後にも「花傘巡行」や「還幸祭」、「狂言の奉納」
など31日まで神事や行事は続きます☆☆
京都婚ブログをご覧の新郎新婦様は、日本の伝統
文化や京都の地に、少なくともご興味を持って
下さっているはず^^♪♪
これからの後祭や来年の祇園祭もありますので
ぜひとも京都を感じに、日本3大祭の祇園祭を
体感しに、京都にいらして下さいね!^^
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